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サプライヤー・パーク

今朝の日刊工業新聞の一面に、「ホンダ協力部品メーカー<寄居>内に集積」という記事が載った。それはサプライヤー・パークといい、福井社長の言に寄れば、「新工場は全く新しいコンセプトの生産、物流システムを構築する」ということで、実現すると国内では本格的なサプライヤー・パークになるという。トヨタが豊田市を中核に近隣地域に協力工場を配置することによって、あのトヨタ方式を効率的に運用してきたことは、周知のとおりである。今回のホンダの構想は、それをさらに一歩進めて、同一敷地内にそれらを配備し、究極の物流コスト低減を図ろうとするものである。
小川にエンジン工場が移ってしまい、このところ意気消沈していた寄居にとってこれは朗報だ。サプライヤー・パークは、その残った土地を活用するということだからだ。とにかくホンダは変化のスピーディな対応を第一義に考える会社だ。それをまず自らに科し、進出先にもそれを強力に求める会社なのだ。とにかく対応を早める組織体制を、早急に取る必要があると思う。

by sobasaki | 2007-03-06 11:53 | メディア

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